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真似をしなければ学びはない Update: 2024-03-06 Category:  /short Tags:  #think

日常的な学びの中では真似をすることに対してあまり意識することは少ないが、創造的な学びの中では意識しがちな真似という行為。これは、「創造的な行為をするのだから人の真似をするべきではない」という考えがあるからだろう。ただ、創造的な行為をするという時点で誰かの真似をしているのだから、真似という行為を嫌う必要はないと思う。

創造的な行為といえども基礎となる技術は大体同じはずだ。それを時間をかけて再発見したところで世間的には当たり前の技術でしかないし、そこに創造性はもうない。ならば、誰かの真似をして基礎的な技術を効率よく学び、浮いた時間を別の技術を磨くために使うほうが生産的な行為だろう。

職人と呼ばれる仕事にありがちな「見て学べ」というのも、非効率的な教え方ではあるが結局は真似をしろということである。結局、どんな物事であっても学びが発生する行為を行う時には、誰かの真似をすることが必須だろう。